ボランティア週間

大学が文化祭シーズンにはいり、仕事が少しの間お休みになりました。この期間を利用して、2箇所ボランティアに行って来ました。兄弟弟子にボランティアのプロがいて、彼はほぼ毎週どこかへボランティアへ行っているので、そのお供としてつれていっていただいたわけです。私は短い期間で2回というハードなスケジュールが初めてだったので、2回目を終わると結構疲れてしまっていましたが、彼はこのような生活を通常の仕事に加えてやっているわけで、そのバイタリティーには頭が下がります。

 

短いインターバルで2回本番を迎えたことになるのですが、それで気がついたことがあります。前回とは違う、より良い曲にしようとする自分がいました。前回はここで失敗したらか、ここは気をつけようとか、前回はここの音が走り過ぎたので落ち着いてやろうとか、前回はここが息があっていなかったからちゃんと相手の音を聞こう、とか、とか、とか、総合すると、落ちついて集中して演奏することができたんじゃないかな、と思いました。

 

そうか。そうなんですね。本番を複数、回数多くやるっていうことはこんな精神力がきたえられるんですね。ちょっとわかった気がします。ボランティアへ行って、皆さんにちょっとでも笑顔が増えて元気になれば嬉しいですが、私にもその倍の力が何倍もの力がかえってくるんだな、と実感しました。