新しい三味線

三味線を新調しました。


今まで私が使っていた三味線は、三味線を習い始めて半年たったころに、中古の三味線を手に入れ、それをメンテナンスしつつ大事に使っていたものです。かんべりも2回ほど出しました。糸巻きも象牙もどき(遠くから見ると象牙に見える)に変えました。皮の張り替えは5〜6回やったでしょうか。。愛着のある楽器です。


本当は、還暦になったら自分にお祝いとしていい三味線を買おうかな、と思っていたのですが、周囲から「それじゃ遅いんじゃない?」「買う気があるなら、なるべく早く買ったほうがいいよ」などと言われ、清水の舞台から飛び降りました。


手元に届いて、弾いてみると、、、、、音が冴え渡り、竿からも響いてくるようです。皮もぴんぴんに貼っているので、前へ大きな音が届きます。が、しかし、細かく手を動かす奏法をしてみると、、、、三味線のキレがいい分、私の劣った技術が目立ってしまいます。あきらかに、猫に小判というかんじ。。。「やっぱり、まだ、早かったか、、、」


後悔している暇があったら、練習しなくちゃです。これからこの楽器を十分に弾きこなせるように練習を重ねなくてはいけません。気持ちを新たに頑張ります。