New Year's resolution

今年最初の授業で、学生に「新年の抱負」を訪ねました。

 

アフリカ大陸から来たある学生は、「バスがどこにいて、あと何分で停留所につくかわかるアプリを作り、母国で役に立てたい」と言いました。「へえ、そのようなアプリは既にあるかもよ」と言ったら、「母国では、バス会社がなく、だれかが自前で買った大きい車に人を乗せているので、定期的に路線を走るバスがない。だからバス会社も必要だし、その運行を助けるアプリが必要だ。しかも、母国では、字が読めない人も多いので、視覚的にすぐにわかるアプリが必要なので、大学院の2年間で時間をかけて研究をすすめたい」とのことでした。「なるほど、長期計画なんですね。すごいです。壮大な計画です。母国の役に立つことをしたい、という志がすてきです。

 

さて、振り返って、私はどうしましょう。とりあえず、「笑顔を頑張る」があります。すぐには跳ね返ってこないかもしれないけど、将来的にはすてきなおみやげがあるような気もします。それも、とても大事ですけど、もうひとつ、

 

具体的なresolutionを考えました。

とりあえず、「三味線で弾く曲弾きをみえる化」しようと思います。

大会や舞台など、緊張する場面で弾く時、わりと、パーンと飛んでしまって、ぐずぐずの演奏になってしまうことが多々あるのですが、それの打開策を考えました。

曲の頭から最後まで「何に注意して弾くか」を明確にして、メモに書きます。そして、頭に入れて演奏します。こうすれば、落ち着いて演奏できそうです。

 

学生の志には足元にも及びませんが、今年も三味線と日本語、がんばります。