まってましたの名取

 今年名取になる人がいます。ずっと奥伝の時代が続き、なかなか名取にはなれませんでした。しかし、彼は私たちのお教室にとってなくてはならない人です。ライブのときだって、発表会のときだって、彼の司会で場がなごみます。人を笑顔にする達人です。その彼が今年、名取の仲間入りすることが決まりました。

 

よかったよかった。おめでとう。実は、彼は、私が教えさせていただけることになってからのほぼ初めての生徒さんでもあります。なんと感慨深いことでしょう。どの世界でも同じだと思いますが、三味線も、名取になってからが本当のお稽古の始まりだと思います。これからの彼のがんばりを期待したいと思います。

 

と同時に、私もハチマキを締めなおして、頑張りたいと思います。