バイキング問題

 先日の日本語中級クラスの授業で、「カタカナ語の氾濫」についての文章を読みました。その後で、クラスのみんなに「日本に来て、カタカナ語がわからなくて困ったことはありますか」と聞いて見たところ、みんな首を横にふって、大丈夫だと言います。

 

 え〜本当? 日本で使われているカタカナ語で、みんなが知らない意味のもあるんじゃないかな〜。じゃあ、バイキングって知ってる?と聞いたところ、

 

学生A「え〜と、モーターバイクのことでは? モーターバイキング?」

わたし「それは、オートバイ、または バイク と言います」

 

学生B「じゃあ、ちょっと早く走ること」

わたし「それは、ジョギング と言います」

 

学生C「うーんと、みんなで山のほうへ行ってたくさん歩くこと」

わたし「そうね。大勢で山へいって美味しい空気を吸うのは気持ちがいいですね。

    残念! それは ハイキング と言います」

 

私は学生と漫才をやっているのか?と思った一瞬でした。