津軽三味線のお話と演奏

都内の日本語学校で、サマーコースの中の「日本文化紹介」の1コマで、津軽三味線についての説明とワークショップを頼まれました。はい、よろこんで。事前に津軽三味線の歴史と他の楽器との違いについて説明するパワーポイントを作成し、三味線と西洋楽器のコラボレーションの映像をダビングし、準備万端授業に臨みました。


出だしは好調、実物とパワーポイントを使って、津軽三味線の伝来と、西洋の弦楽器との違い、他の三味線と津軽三味線の違いを説明しました。次に、学生たちに実際に津軽三味線にさわってもらいました。初めて津軽三味線を触る人にとって、「たたく」ということはとても難しいようです。

 

さて、授業が終わると、昼休みの約40分の休み時間になります。ラウンジに他の学生たちも集まって、ミニコンサートとなりました。私が独奏でみなさんをもてなした後、民謡の歌詞カードを配り、ちょっと合いの手の練習をして、先生方たちががんばって歌って私が伴奏です。ドンパン節、花笠音頭、ソーラン節とやってみました。先生方はさすが日本人、若いとはいえ、日本人なら脳裏のどこかにある民謡なので、みんな上手に歌えました。学生はというと、、、授業中に練習したスペインの学生はやる気まんまん! 昼休みに集まった学生も、ローマ字で書かれた歌詞を読んで、上手に合いの手をいれてくれました。^_^

 

あっという間の時間でした。ふー、心地良い疲れです。

また、8月にもサマーコースがあるそうで、また、8月にも、1回きますね。

 

 よろしくお願いします。