燕のひとり言

 

    〜日ごろ思っていることや、面白かったことの雑記です〜


2018年

9月

04日

高円寺阿波踊り

高円寺で行われる阿波踊りに参加することになりました。三味線部隊がある阿波踊りの連はあんまりないそうです。私が参加した連は、本場徳島の連と兄弟連で、助っ人が数名と、地元の長唄のお姐さんたち数名の助っ人を含むと、20名の大三味線隊で、すごい迫力でした。

2018年

5月

05日

金木大会

 今年の津軽富士。前日の雨は、どうやら山の上では雪だったようです。今日は晴れたけど、風が強い強い。気温も例年にくらべるとずっと低い金木大会でした。

 

 今年の大会には、私たちのお教室からは6名参加。初参加の人も3名。初参加の人には良い経験になったと思います。舞台で弾く緊張感もくせになってほしいものです。私は、といえば、今年は、なんともはや、史上最悪くらいに恥ずかしいできとなり、結果報告はなしとします。。。。。

 

今年の敗因をよく分析して、来年に活かせるよう、練習がんばります。

2018年

4月

28日

バイキング問題

 先日の日本語中級クラスの授業で、「カタカナ語の氾濫」についての文章を読みました。その後で、クラスのみんなに「日本に来て、カタカナ語がわからなくて困ったことはありますか」と聞いて見たところ、みんな首を横にふって、大丈夫だと言います。

 

 え〜本当? 日本で使われているカタカナ語で、みんなが知らない意味のもあるんじゃないかな〜。じゃあ、バイキングって知ってる?と聞いたところ、

 

学生A「え〜と、モーターバイクのことでは? モーターバイキング?」

わたし「それは、オートバイ、または バイク と言います」

 

学生B「じゃあ、ちょっと早く走ること」

わたし「それは、ジョギング と言います」

 

学生C「うーんと、みんなで山のほうへ行ってたくさん歩くこと」

わたし「そうね。大勢で山へいって美味しい空気を吸うのは気持ちがいいですね。

    残念! それは ハイキング と言います」

 

私は学生と漫才をやっているのか?と思った一瞬でした。

 

 

2018年

4月

07日

新島レポート3

 翌日は、朝から観光です。新島には信号が2つしかないらしく、その貴重な1つを通過しました。有名な?神社にお参りしました。昔、新島は流刑の地だったことがあるらしく、島の方々の墓地の隣、一段低くなったところに、流刑者で本土にもどることなくなくなった方の墓地があります。政治犯が多かったらしく、その方々が算術や文字などを島の人に教えたりしていたそうです。亡くなった方が好きだったもの(たとえば、お酒とか、さいころとか、)の形の墓石があったりして、ちょっと面白いところです。

 

 船で一足先に島を後にするメンバーを港で華々しく見送ったあとは、島の南端にある一般の人が立ち入ることを禁止されているぎりぎりのところまで行きました。何があるのかというと、ミサイル試験場(なぜ試験かわからない、本当は「発射」?)ここから先は入ってはいけませんというところから見下ろすと、灯台の近くに格納庫と発射のために切り開かれた四角いコンクリートの敷地が眼下にひろがります。こんなところが新島にあります、、、、

 

 さて、海にもどって、新島ガラスの美術館。新島を形作っているコーガ石は、そのまま炉にくべて24時間たつと、ガラスの元になって、それを形成すると、素敵なオリーブ色のガラスになります。昔のコカコーラのビンの緑とはちょっと違った優しい緑いろです。きれい。そして、海に突き出した岸に湧く温泉、にはいりたかったですが、時間の都合上、足湯に入りました。あったかい。きもちいい。癒される〜。

 

楽しい楽しい新島演奏旅行でした。さ、明日から、練習と、新学期の準備です。

2018年

3月

31日

新島レポート2

 新島ホステルナブラでの演奏は2回行いました。昼の部は2時から、夜の部は7時から。昼の部でうまくいかなかった部分は、夜の部で修正しました。二回とも、満場の拍手をいただき、お客さまには大変満足していただけたようで、嬉しいです。

 

 1回目の演奏と2回目の演奏の間に、近所を散策したり、買い物をしたり地元ライフをちょこっと体験しました。夜の部の前に「お腹がすくだろうから」と地元の方からの差し入れをいただきました。鯛のさしみとおにぎりがたくさ〜ん。おにぎりは、ふわふわのごはんで美味しかった〜。もちろん刺身も。実は新島では、スーパーには魚は売っていないそうです。みんな、知り合いの漁師さんとかから直にわけてもらったりするらしいです。だから、もし新島に引っ越したら、最初に漁師さん、あるいは漁師さんの親戚などと知り合いにならないといけないそうです。

 

 夜の部が終わったら、近所の居酒屋で軽く乾杯です。明日葉の天ぷら、くさやの納豆入りなど食べました。あ、私はくさやはもちろん食べませんでした。明日葉の天ぷら、美味しかった〜。 明日への活力になります。

2018年

3月

24日

新島レポート1

 新島へ行くチャンスをいただきました。名取仲間の一人が新島で仕事をしていて、その関係で新島での三味線コンサートが企画されたのです。現地の方々がいろいろ動いてくださり、会場も設定してくださいました。

 

 私たちは、朝一番の飛行機(20人乗り)に乗って、調布飛行場を飛び立ちました。飛び立つとすぐに眼下にはよみうりランドが見えました。大きな飛行機ではないので、それほど飛行高度が高くなく、渋滞している高速道路や、小高い丘の上にたつ家並みもはっきりと見えます。それらを超えるとあっという間に海が見え、三浦半島や城ヶ島も見えます。海に出たと思ったら、大島が見え、近づくと右側に利島が見えます。利島って、丸くてあんまんみたいな形でかわいい。ですが、よく見ると海岸は絶壁が多いです。それを通り越すと、見えてきました、細長い新島。細長いので、中ほどに作られた空港は、島の幅の半分くらい使ってしまうほどの長さです。急旋回して空港に着陸です。飛行時間わずか35分ほど。楽しい空の旅でした。まだ9時すぎです。

 

 すぐにコンサート会場でもある宿泊先へむかい、会場設置と音出し。簡単にすませると、車で北部の集落まで足を伸ばし昼食。新島って、細長い島の真ん中くらいに山があって、北部と本村がある南部は、3キロくらい山の中を走るトンネルでつながっているんです。ランチをいただいた店の方は、新島が好きで通っているうちに移住してしまったという音楽好きの方で、楽しいお話をさせていただきました。私たちがコンサートをすることも噂が届いて、島ネットワークにおどろかされました。

 

さて、午後2時にはコンサートの1回目が始まります。頑張りましょう。

2018年

3月

17日

食事会

 春休みは、旧交を温める良い時期です。最近、2つの食事会がありました。一つは、20年以上前にお世話になったある大学の研究室のみなさんとの再会。そのころ学生だった方がそれぞれ羽ばたいて、大学の教授になったり、大きい会社のえらい人になったり、独立を目指して準備をしたりしていました。みなさん、すごいです。頑張ってます。私もがんばらなくちゃ。。。

 

 もう一つは、日本語教師になってまもないころに、お世話になった先生の関係で知り合い、一緒に本を書いた仲間との再会です。一緒に書いた本は2冊ありましたが、2冊目の本は自分たちの力だけで仕上げた本なので、思い入れがありました。お互いの最近の仕事や家族のことについて報告しあいました。時間はあっというまに過ぎてしまいます。

 

また、機会を作って会いましょうね、と、お別れしました。大人になるといろいろなことに追われて昔の旧友と会う時間が減ってしまいます。でも年に1回でも会えるとすぐに時間が昔に戻るので、とても嬉しいです。また会いましょうね。

2018年

3月

10日

おさらい会

 大久保三味線教室のおさらい会が行われました。今回は、大久保駅至近のクラシックスペース100という以前は東京交響楽団がリハーサル場として使っていたところです。さすが、クラシックの練習場だけあって、ひろいし、響もいいです。

 

 今日参加したのは、下は10才から上は80才までの35名。みなそれぞれに習った曲を披露していきます。(演奏順はくじびきで決めました)さて、私は、まず、民謡教室で練習している「秋田荷方節」の唄付けをやりました。1番はよかったんだけど、2番はボロボロになってしまいました。。次は名取の演奏です。これも名取がくじ引きで順番を決めて、順番に演奏しました。なんだか緊張してしまい、1の糸のメロディが飛んでしまい、何を弾いているのかわからなくなってしまいました。どうにか元に戻って演奏を続けましたが、最後の最後に指が飛んでしまいしまりのわるい終わり方になってしまいました。反省。

 

 わたしだけじゃなく、今日参加した人はみな緊張していたようです。いつもと違う場所で弾いたり、人の目があったりすると、思ってもいないところでミスがでてしまうものです。みんな、今日はいい勉強になりましたね。明日からも練習がんばりましょう。

2018年

3月

03日

シャンシャン

 シャンシャンに会いに上野動物園へ行きました。9時頃上野へつくように行きました。チケット売り場の前には長蛇の列。うへ〜。9時半にチケット売り場が会いて、チケットを購入後ダッシュで五重の塔へパンダ舎見学の切符をもらいに走ります。11:10のチケットをゲット。

 

 11:10まで園内を散策。まず、一般公開のところのパンダのリーリー。大きい。思っていたより大きいです。笹を食べたり、のそのそ歩いてお水を飲みにいったり。サービス精神旺盛です。でかい。でもかわいい。そして他の動物舎も見に行きます。トラ、ライオン、フクロウ、サル、ゾウ、ゴリラ、久しぶりの動物園は楽しいです。ゴリラは赤ちゃんが生まれたそうで、これまたとっても可愛い。幼稚園の遠足の子供達もおおはしゃぎです。

 

 11:10にパンダ舎前に並びます。順繰りに列が動きます。20人くらいのグループごとにどんどん入って行きます。まず、外のエリアにシンシンがいました。後ろ向きで座って、いっしょうけんめい何かをしています。おおきい。でもかわいい。

 

 さあ、次の中のエリアにシャンシャンがいるそうです。何してるのかな。おっ木の上で遊んでいます。でもざんねん。お顔がみえません。もごもごうごいて座り心地を確かめているようですが、こっちを向いてくれません。あ〜。もう見学の時間が終わりました〜。可愛いお顔がみえなかった〜。ざんねん〜。

2018年

2月

10日

腰痛のゆくえ

 1月初旬に急に腰痛になり、しばらく我慢してましたが、一週間後がまんできずに整体に行きました。それから一週間に2回のペースで通ったところ、結構回復してきました。まだ、ちょっと調子がいいなあ、と思っているとまた悪くなったり、と一進一退が続いていますが、総じて、良い方向に向かっていると思われます。

 

私が通っているところは、お一人でやってらっしゃるんですが、いくと「またきたの」みたいな顔をされて、全然社交的な人ではないのですが、腕は確かなようです。もしかしたら、そんな商売っ気がないところがいいのか、ひっきりなしにお客さん?がくるようです。

 

基本的には予約不可。お店の前をとおりかかったときに、お店の前に○印があるとすぐできる。△印があると少し待つ。✖︎印があると結構まつ。という非常にアナログな感じのところですが、なんだか面白くていいです。

 

 

2018年

2月

03日

今年の雪

 二週間に二度行きが降りました。1月22日の雪は、昼から降り始め、深々と降り続き夕方には10センチ以上積もっていました。どんどん降り積もるので、多くの会社ではは帰宅を早めたそうです。結果、夕方4時すぎにいろいろな駅で入場制限がでたりして混雑を極めました。

 

 大学は授業を通常どおりやっていましたが、かなり田舎の方の大学で授業だったので、帰りの電車がうごかなくなるのではないかと心配でした。すこし早めに授業を終えて駅へ向かい、最初の電車にのりこみとりあえずホッとしましたが、動いたりとまったり行き先が変更になったりと、やはり混雑にまきこまれ、帰宅するのにいつもの2.5倍の時間がかかりました。

 

さて、2月2日の雪は、、、未明から降り始め、積もるのかな?と思ったらそうでもなく、都心の方は心配することもなさそうでした。朝6時前に起きて、同僚とインターネットで「警報」をみつめます。6時に「大雪警報」が出てると授業が休講になるからです。はたして、6時に多摩全域に大雪警報でました。「え〜、本当に?うちの方あんまりふってないけど」「うちのほうめっちゃふってるよ〜」

 

 はたして、2月2日はお休み。10時すぎに雪かきをしようと表へ出ると、道路の雪はほとんどつもっておらず、5分で雪かき終了。う〜ん。まあ、いいけど。。

2018年

1月

27日

東京タワーの近くで

 毎年お呼びいただいているある協会さんの新年会に行ってまいりました。いつも東京タワーの近くのホテルの宴会場で行われます。もう何回目になるでしょうか。毎年一度のおつきあいですが、長いおつきあいになってきました。

 

 最初のころは、着物をきるのも時間がかかって、直してもらったりしていたのですが、最近はどうにかこうにか自分で着られるようになったり、最初のころは弾く曲もレパートリーが少なかったため演奏中「おやすみ」をしているときもありましたが、だんだん弾ける曲目も増えて、一応全部参加できるようになったりしています。

 

 演奏が終わったあとは、ホテルが用意してくれたお弁当の夕食が待っています。ここのお弁当は美味しいんです。一安心したあとの食事だけあって美味しさも倍増するのかも。

 

来年も是非帰ってきたいです。それまでに、また練習練習重ねます。

2018年

1月

20日

小さな小さな音楽会

 調布たづくりで行われた『小さな小さな音楽会』に参加しました。4名で参加しました。今回の演目は三つで、「津軽あいや節」「SPIRIT」「津軽じょんから節」です。あいやは、前引きから初めて唄3まで引きますが、唄部分は、私が低音パートで伴奏のような音をいれました。ちょっとかわった合奏になりました。

 

 二曲目の「SPIRIT」はいつもライブでやっているオリジナル曲ですが、今回は4人バージョンでやりました。三局目の「津軽じょんから節」は、最初は通常の合奏ですが、合奏直後からバースをやり、そのあとみだれにはいり、最後は二段で締めます。

 

 4人でみだれるのは初めてです。「どうなるんだろう。うるさいかな、」ということで練習してみたら、「結構大丈夫」ということで本番でもやることになりました。お客さんはどう思ったでしょうか、、、

 

 たくさん拍手をいただいたので、アンコールとして一段を弾かせていただきました。留学生も見にきてくれて、とても嬉しかったです。お花プレゼントいただき、ありがとうございました。(^_^)

2018年

1月

13日

腰痛です

 先週の金曜日にものすごく寒かったので、ホカロンを背中に貼っていました。それが原因かどうかわからないのですが、土曜日の朝からずっと腰痛になやまされています。ロキソニンを飲みましたが効かず、葛根湯を飲んで見ましたが効かず、月曜、火曜と痛いまま。。。。うーん。

 

 とうとう金曜日に耐えられなくなり、近所の整骨院へ行きました。低周波を当てて、手当てをしてもらいました。その場ではなんか痛みが消えたような気がするんですが、3〜4時間くらいすぎたら、また元に戻ってしまいました。。え〜ん。

 

 土曜日の朝、早速もう一度整骨院へ行きました。筋肉って元に戻ろうとする力が働くらしく、一週間こわばった状態が続いたため、ほぐしても、そのこわばった状態に戻ろうとするのだ、という説明をうけました。しばらく通院するように言われました。ふぇ〜ん。

 

 腰が痛いって、外から見たらわからないんですが、本人にとってはとっても辛いということがわかりました。ひとつひとつの動作が遅くなってしまいます。毎晩やっていた寝る前のストレッチも、前屈するとぎゃ〜ってくらい腰がいたくなるので、できません。。。。(涙) はい、わかりました。来週からしばらく、通院しま〜す。早くなおりますように。

2018年

1月

06日

大吉です

 2018年になりました。近所の氷川神社へ初詣に行きました。ちょっと高めの扇型のおみくじを引いて見ました。やった〜大吉。今年はいいことあるのかな?

 

青森の友達から送られたりんごが、蜜りんごで、実の80%くらいに蜜がはいってました。感動。良い年になりますように。

2017年

12月

30日

年末です

 年内最終のクラスを25日に終えました。26日から29日の4日間、午前中を大掃除の時間に割り当てました。初日は網戸洗いとガラス拭き、二日目は風呂掃除の半分、三日目は風呂掃除の残り半分と洗面所、最後はトイレの大掃除と、今年はちょっとづつやったので、昨年のような腕の筋肉痛はおこりませんでした。よかったよかった。

 

 中上級教科書づくりのための年内の最終ミーティングがありました。今学期ひととおり使ってみてまたいろいろと不都合がでてきているので、その修正のために冬休みの「宿題」をもらってしまいました。。。。がんばります。

 

 英国から響さんが帰国し、郷里へ帰る前に東京で食事会を開きました。ことし5月にお会いしてからですから、約7ヶ月ぶりです。はるばる海をわたっての久々の来訪ですが、そんなに久々感がありません。。(あれ〜)またお土産をいただいてしまいました。チョコレートとイギリスのノート。かわいい。チョコ美味しかったです。ありがとうございました。

 

こんど一緒にパフォーマンスできるといいですね。夢みています〜。

2017年

12月

24日

音福店内ライブ

 神保町の三味線やさん「音福」さんで、店内ライブをさせていただきました。音福のオーナーであり三味線弾きでもある小山貢琳さんから「一緒にライブやりませんか」とお話しをいただき、飛び上がるほどうれしくなったのが9月のことです。それから数回、曲目を選んだり、手を合わせる練習をしました。

 

 彼女は小山流、私は澤田流と、流派が違うので、同じ「じょんから節」でも、ある部分の繰り返しの回数や、弾き方が違うので、曲の長さが違ったりずれたりしてしまうのです。なので、どちらかが歩みよって相手の手に合わせたりしないといけないのです。

 

 比較的合わせやすいのが、歌が入る民謡であることがわかりました。歌の部分はほとんど長さが同じなので、手が違ってもなんとなく合うということがわかったんです。それで、りんご節、十三の砂山、黒石よされをメドレーでやることにしました。あいやはそれぞれソロをいれて、太鼓の部分は小山流に合わせることにしました。じょんからは六段の間にソロをいれますが、六段は澤田流の曲に合わせていただけることになりました。

 

 そうやって練習を重ねること数回、ついに、ドキドキの本番を迎えました。おしゃべりを間にはさんで和気藹々としたアットホームなライブになりました。流派の違いを乗り越えてつくったライブはとても勉強になりました。苦労もありましたが、喜びはその倍ぐらいありました。貢琳さん!また機会があれば、ぜひご一緒させてください。

2017年

12月

16日

一周忌の集まり

 昨年9月に亡くなった、高校時代の部活の先輩の一周忌を兼ねた忘年会のようなものをやりましょうとお声がかかりました。先輩の代の方々と私たちの代ともう一つ下の代から有志があつまりました。東京駅ちかくのこじゃれたお寿司屋さんを先輩が予約してくれました。

 

 懐かしい面々がそろいました。先輩たちとは昨年のお葬式の時にあっているのですが、後輩とは卒業以来でした。面影が残っている人もあれば、すっかり変わっている人もあり、で、長い長い年月を感じます。

 

 亡くなった先輩のお墓がまだ決まっていないそうで、決まり次第(来年の春には決めたいそうです)よい時期を選んで、お墓まいりに行こうという話でまとまりました。

 

私たちは、こうしておりを見つけて先輩のこと想ってますよ。私たちを見守っていてくださいね。

2017年

12月

09日

久々の防災訓練

 久々に、防災訓練の授業に割り当たりました。授業終了の10ふん前に「これから地震が起きた時にどのように行動するかの訓練をする」旨放送が始まります。そして、地震が起きたら、・頭を守る ・揺れがおさまるまで机の下などの安全な場所で待機する などが案内されます。

 

 そして、いよいよ本番。私が「今、地震が起こっています〜」と教卓をぐらぐらゆらすと、一斉にみんなが、あ〜んなに大きな体の学生が身を折って小さい学生机の下に潜り込みました。大変そう。でも、みんな楽しんでいるようです。笑い声も聞こえますが、「訓練を終わります」というアナウンスまでみんなおとなしくしていました。(笑)

 

 地震が少ないあるいは全くない(つまり自国で地震を経験したことがない)学生もある程度いるため、このような訓練が毎期おこなわれています。以前は、学生をつれて、校庭の決められた場所までずらずらと歩いていって点呼を行なっていたのですが、不評だったため、教室内の訓練と、安否メール送信だけというシンプルなものに変更されました。

 

 久しぶりに担当した防災訓練でした。学生の素直さにちょっと感動です。

2017年

12月

02日

KUBO 見て来ました

 アメリカで製作された、日本を舞台にした三味線の映画「KUBO 二本の弦の秘密」が封切りされました。ちょうど大学の文化祭のシーズンとかさなったので、運良く見に行くことができました。

 

 ストップモーションで撮影された映画で、アメリカの子供向けに作られたれたようです。製作者の、黒澤明や日本映画へのリスペクト感があるのが感じられました。イギリス在住の三味線奏者、一川響さんと、日本在住のアメリカ人三味線奏者、ケビン・メッツさんが三味線演奏として、クレジットされていました。

 

 最初の方で、KUBOがスープらしきものを飲むときに、椀からすすって飲んで猿に叱られるシーンがありますが、そこは多分大爆笑を狙ってのシーンだ思うのですが、日本の映画館では誰一人笑いませんでした。(だって、日本では普通のことだもの)

 

 KUBOというのは、主人公のファーストネームとして使われています。製作者チームの友達に日本人がいてその人の名前が、くぼさんだったことからつけられたらしいですが、なんでそのとき、その友人に「これってファーストネームとして使っても大丈夫?」って聞かなかったんだろうと素朴に思いました。

 

ほかにも、つっこみどころ満載の楽しい映画でした。日本語吹き替え版は、吉田兄弟がメインの音楽を演奏しているそうです。そちらも聞いて見たいです。

2017年

11月

25日

津軽観光物産首都圏フェア

 津軽観光物産首都圏フェアが船橋駅前の広場で行われました。今年で18回目を迎えるそうです。(初めて知りました!)青森県各地の物産の販売だけでなく、ねぷた囃子、民謡と手踊り、津軽三味線の演奏などが楽しめます。会場には、ミニミニ立佞武多も飾られていました。

 

 たくさんの出店があるなかで、「元気クラブ」を発見。恒例の馬まんを売ってます。金木元気クラブは、津軽三味線金木全国大会を支えてくださっているので、金木に行くたびにお世話になってます。今回金木からわざわざお手伝いに来ている斎藤さんを発見! きゃ〜 久しぶりです〜。

 

 津軽三味線の演奏の時間が近づいてきました。会場中央にあるベンチに陣取ります。勝成先生登場。じょんからのアレンジ曲、じょんからの手踊り、よされ、など様々な曲を披露してくださいます。唄、踊、曲弾きとそろうと楽しいですね。

 

 最後は、嘉瀬の奴踊りです。手踊りの先生が簡単に説明し、会場にきている人たちの参加を促します。そんな簡単にはおどれないよぉ。出店の人たち(津軽の人たち)が率先して手踊りの輪を作ります。それにつられるように会場に来ていた人たちもくわわっていきます。最後はとても大きな輪ができました。

 

 とても楽しいひとときでした。お土産にかったスチューベンもおいしかった。またの機会を楽しみにしています。

2017年

11月

18日

音楽ボランティア

 小さな小さな音楽会のボランティアに行ってきました。市役所のエントランスホール(立派な吹き抜けのホールのようです)で、昼休みの時間帯に3つのグループがホールの一部に設置されている舞台で順番に演奏します。

 

 午前中、入念なリハーサルが行われました。その時間を利用して、私たちボランティアは、プログラムとアンケートと他のチラシをはさみこんでお客様におわたしする準備をしました。そして、地下の倉庫から60脚くらいの椅子をはこび、演奏が始まる20ふんくらい前にステージ前にならべます。

 

 建物の中とはいえ、頻繁に人々が出入りするため自動ドアはひっきりなしに開いたりしまったりします。そのため、椅子にすわる人のためにブランケットもおいていきます。椅子とブランケットが用意できるとともに、お客さんが座り始めます。

 

 約1時間の間、私たちボランティアは、プログラムを持って、お客さんのご案内です。最初は遠慮しているのか躊躇しているのか、立って見ている人たちも、うながされると椅子にすわっていき、いつのまにかプログラムは全部なくなり椅子も埋まっているようです。よかったです。

 

 来年、私も同じ舞台に立つ予定です。今日はいい勉強になりました。来年の演奏を今から楽しみにするとともに、気を引き締めて練習を続けようと思います。

2017年

11月

11日

まちぼうけ

 お稽古希望の人からお教室のホームページにメールコンタクトがあると、空いている日時の担当者に連絡があって、見学をしていただくことになっています。ある日、見学希望の方がいらっしゃるとの連絡をいただきお教室で待っていました。

 

 が、いらっしゃいません。「あれ〜」こないなあ。。。。。。結局いらっしゃいませんでした。土曜日だったので、45分、待ちぼうけです。    と言っても、ただ待っているわけではなく、たくさん個人練習することができましたが、、、

 

 でも、せっかく、三味線を習ってみたいと思って連絡してくださった方がいらっしゃらないのは、残念です。うちのお教室のみかけがちょっとボロいからかなぁ。ちょっと綺麗じゃなくて流行りの音楽教室みたいじゃないから、来たけどかえっちゃったのかなぁ。

 

みかけはどうあれ、とても良い教室ですよぉ。とここで宣伝してもしかたないですが、、、まあ、たっぷり練習できたので、よかったと前向きに考えます。

2017年

11月

05日

アフリカ生地ではっぴ

 ファッション業界で今、西アフリカ独特の絵柄で作った着物が斬新で人気があるそうです。Wafricaというそうで、ニューヨークなどのファッションショーでも喝采を浴びているそうです。

 

ネットでさがしてみると、すてきなチョコレート色の肌の黒髪の女性がみごとなアフリカ柄の着物を着てランウエイを歩いている写真がたくさんでてきました。すてき〜。アフリカ柄ってかわいい〜。

 

 そうだ!まねしてみようかな。はっぴをアフリカ柄で作ったら、かっこいいかも❤️ と思いたち、早速通販でアフリカ柄の生地を購入。この3連休でつくりあげようと格闘しています。うん10年ぶりにひっぱりだしたミシンと格闘しています。はてさて、うまくできるでしょうか。

 

三味線の練習もしますけど、今週末ははっぴも作らせて〜。

2017年

10月

29日

雨で流れました

 先週の台風襲来で、今週末はお天気になるだろうと楽観していました。今週末はいいお天気の中、「すずらん祭」の舞台でまた演奏ができると思っていました。

 

 ところが! またもや台風がきましたぁ〜。今回の台風は動きが難しいらしくなかなか進路がさだまりませんでしたが、結局、関東南岸をとおりすぎるため、前線を刺激して、九州・四国・東海・関東の太平洋側が大雨となります。ぅぅぅ。

 

 そのおかげで、「すずらん祭」での演奏が中止になってしまいました。残念。演奏したかったなぁ。来年も呼んでくれるように、今日も練習がんばります。

2017年

10月

21日

さださんコンサート

 さだまさしさんのコンサートへ行くチャンスを得ました。子供のころからさださんの歌が好きでLPも何枚も持っていますが、「さださんが好き」と公言することはなんとなく憚られ、公にはしていませんでした。最近、さださんも一般的に「すばらしい人だ」と認知されるようになったので、大手を振ってみにいけます。

 

 会場は、武蔵大学の大講堂、といっても1000人はいれるかどうかというくらいで、たてものはなんとなくクラシックなかんじのたてもの。オープニングアクト(ひらたくいうと前座)の谷修さんという方(写真右)の歌のあと、6:10からさださん登場。楽しいお話がながく続いたあとで歌うんだろうな、と思っていたら、なんと6:13には一曲目の「案山子」を歌っている、、、、ちょっとびっくり。

 

 10曲くらい歌ったと思うけど、ほぼ口ずさめました。きっと、さださんもお客さんの層にあわせて選曲してくれたのでしょう。最後はアンコール、拍手のあとでなんとなく手拍子となったら、「最近このような流れでアンコールになるっていうのが珍しいんだよね。昔はかならずこのような流れだったよね。皆さん、これを知ってるってことだけでも年代がわかるわ〜」とおっしゃってました。(笑)

 

 楽しい、夢のような1時間半でした。1人であんなに大勢のお客さんを楽しませることができるなんで、本当に尊敬です。歌、ギター、バイオリン、お話、全部すごかったです。いや〜、私も三味線がんばります、っていいたいですけど、あんなにすごい人を目の前にすると、自分の小ささがよくわかります。とりあえず、明日も練習します。

2017年

10月

15日

他の流派の方とのお稽古

 ひょんなご縁で、他の流派の方とお稽古をする機会を得ました。他の流派の方ということは、同じ題名の曲でも、演奏するメロディだったり曲の長さが若干ちがったりします。それから、楽譜の書き方も全く違います。上の写真は同じ題名の曲のそれぞれの流派の楽譜なのですが、書き方が全く違います。びっくりです。

 

 長い曲だと、前弾き部分が全然違うので、全く合わせられないことがわかりました。しかし、唄が入っている民謡曲だと、手は違っても長さが同じなので合わせられるかも、ということがわかりました。試しにお互いの流派の手で弾いてみると、長さが同じで、メロディがちょっとだけ違っているので、ユニゾンの合奏とちがって「替え手」が入っているようで重厚な合奏になる感じがして楽しくなりました。

 

 「新節」とか「あいや」とか「よされ」などの大物の合奏をするには、共通の楽譜をこしらえる必要があると感じました。将来への課題としたいと思いました。今回は、「りんご」「十三砂」「黒石よされ」など、どちらかがちょこっとの変更ですむもので合わせることができました。演奏しているとき、自分の音をききつつ、相手の音も聞こえて、とてもワクワク楽しかったです。

 

次への課題も見えて、楽しくなりました。また、ご一緒させてください。

2017年

10月

08日

徹子さんの舞台

 徹子さんの舞台を観に行きました。徹子さんは、1ヶ月くらい前に足を怪我したそうで、車椅子での舞台でした。舞台に出演された俳優さんたちは徹子さんをいれて4名です。多分徹子さんが車椅子になったことで舞台のセットや立ち位置の変更や動きの変更もあったと思うんですが、それは見事にカバーされている、というかんじでした。

 

 印象的だったのは、終演直後の俳優さんたちの挨拶のときのお顔でした。みなさん、達成感と幸福感と感謝の気持ちの混ざった100点満点の笑顔をされていました。私が舞台で演奏した後の顔はどうでしょうか。。。あんな素晴らしい笑顔をみせられているでしょうか。最後の挨拶までが舞台であることを再認識させていただきました。

 

 会場の外へでると、テツコアンドロイドが愛嬌をふりまいていました。ソックリです。話しかけると返事をしてくれるようです。人だかりがすごいので、私は話しかけることはできませんでしたが、写真だけ撮らせていただきました。

 

 三味線の演奏の機会があるときに、今日のことを思い出して、最後の最後まで笑顔でいられるよう頑張ろうと思いまました。

2017年

9月

30日

ピーナッツバター

 カナダ在住の、ベトナム人女性の友達がいます。久しぶりの里帰りの途中、日本へ寄ることになり、東京で会うことになりました。で、「カナダから何か買っていってあげる。なにがいい?」と聞かれ、「じゃ、kraft Canadaのピーナッツバターを一つ買ってきて〜」とお願いしました。

 

 彼女は、ちゃんと約束を守って、私の大好きなピーナッツバターを買ってきてくれました。が、そのサイズが、、、、、、なんと2kg どのくらいの大きさかというと、写真のとおり。(ヤクルトは大きさ比較のための参考です)

 

 う〜ん。どうやって消費しよう、、、、、と迷うくらいの大きさです。これは、私を太らせようという彼女の魂胆か、、、、三味線とピーナッツバターパンのパーティでも開こうと思います。ふふ。

2017年

9月

23日

SPIRIT5 無事終了

 浸かる三味線ライブ SPIRIT5が無事終了しました。台風の影響によって活発になった秋雨前線の雨の中、大勢のお客様にお越しいただき、本当にありがとうございました。

 

 メンバー全員、力一杯の演奏をさせていただきました。今回の新しい試みとしては、若手男子による三味線バトルでした。その直前に津軽三味線演奏中の拍手のしどころをご説明し、5人の名取男子が順番に1分くらい演奏し、拍手をいただき、一番多くの拍手をいただいた男子が優勝、という趣向。みんなそれぞれ工夫をこらした1分の演奏でした。

 

 あいや節では、九州の「ハイヤ節」から北前船で北陸へ伝わり、「佐渡おけさ」になり青森へつたわって「あいや節」になったという歴史をご説明し、演奏では、佐渡おけさからあいやのなき節をソロ演奏し、合奏であいや節を演奏しました。部分部分で私が低音パートの伴奏をいれました。

 

 SPIRITの曲は前回と同じ6人で演奏しましたが、それぞれのパートで演奏の熟練度があがり、精度が上がった演奏になった気がしています。

 

これからも、名取仲間と力を合わせて演奏活動を続けていきたいと思います。

2017年

9月

16日

台風きそうです

 南シナ海に非常に強い台風があり、九州に向かっています。東京も今晩遅くから雨がどしゃどしゃふるそうです。明日の朝はひどいかも、とか言ってます。明日は一日中降り続き夜には暴風もふきあれるそうです。

 

 明日はSPIRIT5本番の日です。みんな今まで一生懸命練習してきました。雨が降ろうと槍が降ろうとやらなくてはいけません。みんなが招待したお友達もきます。チケットを買ってくださった方も来ます。雨の中をきてくださるみなさんが楽しんでいただける舞台にしたいです。出演者みんなの成功を祈ります。ついでに私も。。。

 

 どうか、明日、雨がひどくなりませんように。。。。

2017年

9月

10日

ボイトレ

 ボイストレーニングというのを受けてみました。理由はいろいろあって、最近、大きな声を出そうと思って息を大きく吸い込むと、喉のあたりにピーナッツのかけらが詰まったような違和感が生じて、逆に大きな声が出なくなる感じがあること。

 

歳をとった時に、元気の素になるのは、体幹がしっかりしていることだろうと思うけど、複式呼吸がきちんとできると体幹がしっかりするのではないかと思い、ボイトレの先生からしっかり複式呼吸とか、喉、舌の鍛え方を教えてもらおうと思ったこと。

 

自分の音域というものを調べてもらって地声で出せる音域を高くしたいと思ったことです。この3番目の目的はトレーニングの時間の関係で達成することはできませんでしたが、横隔膜を動かして呼吸する複式呼吸のやり方は教わることができました。これからは家で1人でできそうです。

 

また、息に声を混じらせて声を出す、つまり、声だけを出すのではなくて、肺の中につまっている空気と一緒に声を出すと、喉がいたくなることがなくて大きな声が出せることを教えてもらいました。息を出して声を出すって結構日本人にはむずかしく(日本語には有気音がないので、そのくせができていない)、かなりエネルギーを使う話し方や歌い方になるようです。

 

姿勢も大事だそうで、私はちょっと猫背なので、横からみて、耳と肩のラインが一直線になるように、かなり注意されました。

 

ついでに、私の音域を調べてもらいましたが、私はずーっと自分のパートをアルトだと思っていたのですが、かなりのソプラノだということがわかりました。なぜ、アルトだと思っていたかというと、かなり低い音の時に地声から裏声にひっくりかえさないとダメだからなんですが、先生いわく「裏声で出る高さが普通の人よりかなり高いので、合唱隊にはいるとかなり重宝される声だ」とのこと。ふーん。でも合唱隊にはちょっと、、、、一人カラオケで楽しみたいと思います。。。

2017年

9月

02日

先生ひとりじめ

 民謡教室に行きました。毎回、顔ぶれはかわるものの4-5人の生徒さんがきているのですが、なんと、今回は、他の方は都合が悪くなって来られなくなったとのことで、私1人でした。こんなこと、初めてです。

 

 最初は、りんご節と津軽甚句を合唱して、私が太鼓をたたくのですが、他の人がいないから、私がやりたい太鼓のものをうたってくださることになり、「秋田船方節」をリクエスト。出だしのタイミングとか、コツとかを教わりました。わーい。

 

 そして、唄付のお稽古です。まず、あいや。もう何年もやっています。リズムが「おかしくない」と言われるまでに結構な時間がかかりました。今はそれに色をつけているかんじです。が、なかなかおっけーにはならないようです。押しバチをしっかりするといいようです。

 

 次に、津軽タント節。どんどん早くなってしまうのですが、「メロディを口ずさみながら弾く」と早くならないことがわかりました。次は津軽塩釜甚句。弾むリズム感が大切。あと、ハジキでリズムが崩れないように注意。

 

 先生を独り占めして、たくさんのことを学ばせていただきました。収穫大です。嬉しいです。ありがとうございます。

2017年

8月

26日

新しい曲

 八月は夏休みなので、久しぶりに、新しい曲に挑戦しています。先生にちょっと弾いてもらって、それをよくみて、あとに続きます。難しい手のところは、なかなかできません。リズムがとれません。使う指もすぐ間違えます。10年前ならすぐにできたのに、、、、

 

 家に帰って、気を取り直して、練習します。先生に弾いてもらった部分を録音し、ゆっくり再生します。そして、音を取っていきます。なるほどなるほど。その音か。指はどうかな。ゆっくりゆっくり、曲をなぞっていきます。

 

 ある程度、曲がなぞれたら、譜面を起こして、自分で練習します。何度も何度も練習します。だんだん指がなれてきます。でも、譜面があると覚えられません。譜面にたよってしまうからです。なので、ある程度できてきたら、譜面を見ないでメロディをなぞっていきます。頭の中に譜面を描いてなぞっていきます。何度も何度もなぞって練習すると、指が覚え多分だけ頭の中から譜面が消えていきます。

 

 そこまでできたら、しめたものです。でも、まだ今はそこまでいきません。練習練習のくりかえしです。久しぶりに新しい曲をやって、昔のことを思い出しました。まだまだ伸びしろはあるはずです。これからもお稽古がんばります。

2017年

8月

19日

SPIRIT5最終ミーティング

2017年9月17日に行われる、私たち名取仲間が作り出す三味線ライブ「SPIRIT」今回が5回目となりました。準備も着々と進んでいます。先日、最終ミーティングがおこなわれました。

 

それぞれの担当パートのお披露目(リズム、テンポ、音色の確認)。曲紹介の文言の検討。プログラムの中で紹介する物語の内容の確認、修正。司会の流れの検討、確認など、検討したり、決めたりすることがたくさんありました。

 

ミーティングは3時間以上におよびましたが、どうにか目鼻がみえてきました。あとはそれぞれのパートの練習をすることと、当日のリハーサルということになりました。

 

これから、個人練習とグループ練習がんばります。

2017年

8月

12日

サンシャイン水族館

 サンシャイン水族館がリニューアルオープンしました。東京の最高気温が今年最高の37.1度をマークした日に、サンシャイン水族館にいってきました。相当混んでいるだろうと予想したので、朝一で行くことにしました。

 

 ところが、朝、駅に着くと、人身事故のために電車が動いていない! しかたなくバスと徒歩で別の駅へ向かい、オープン時間ぎりぎりに友達と落ち合うことができました。一安心。

 

 水族館は三つのエリアにわかれていて、一つだけが屋外でした。そこに、ペンギンやペリカンやアシカが気持ちよさそうに泳いでいるチューブやトンネルがあります。まだ午前中だというのに暑い。多分直射日光にさらされているかれらの水槽?は、きっとぬるま湯になっていると思われます。が、彼らは気持ちよさそうに泳いだり散歩したりしている様子。よかったよかった。

 

 あんなふうに、楽しそうに泳げたら、気持ちいいだろうなあ。

2017年

8月

05日

2017名古屋

 2017年名古屋大会が終わりました。今年も出場しました。一生懸命練習しました。舞台袖で待っている間、緊張しないように何回も大きく深呼吸しました。無心で演奏しました。入賞しました。敢闘賞といったところでしょう。また、初心に帰って、練習に精を出したいと思います。

 

 ロビーにいろいろな三味線屋さんが店を並べていました。とても可愛い締め太鼓を見つけました。直径30センチくらいでしょうか。持ち運びにも良さそうです。紙でできた太鼓台もついています。付属のバチがちょっと細いけど、いい音がしました。早速購入、、しようとしたらお金がなかったので、注文しました。後日配送。

 

 名古屋は蒸していました。地下にある出演者控え室のクーラーは、きいているんだかいないんだか、みんな汗だくでした。午後になると熱中症になりそうなくらい気分が悪かったです。幸いなことに畳の部屋だったので、しばらく横になっていました。一緒に行った仲間たちと相談し、今回は最後のアトラクションを見ないで夕刻に帰京することにしました。

 

 帰りの新幹線で、仲間達としゃべる時間が大好きです。普段はあまり合わないので、こうゆうときでないとゆっくり話せないからです。また、練習がんばろう!って気持ちが湧いてきます。

2017年

7月

29日

練習練習

 ライブのためのグループ練習をやって、先週全員集まって姉弟子や先生からアドバイスをいただきました。まだまだなようです。また各グループに分かれて練習を重ねることになりました。

 

 プログラムもだんだんできつつあります。今回は、「笑える」出し物のようなものがなくて、どうしようかね、と言っていたんですが、ある一つのコーナーでそれにかわるようなものができそうな気配がしてきました。うまくいくといいです。

 

 ミーティングに使う部屋は、いつものお稽古の部屋なんですが、とうとう、手狭になり、名取全員がはいるのが難しくなりました。今回のライブに参加する名取が15人くらいになり、部屋がきゅうきゅうになりました。嬉しいことですが、場所が狭いのは困りものです。次回から、ミーティングの場所を、外部に設定しなくてはいけなくなるかも。。。。

 

それにしても、ライブに向けての練習、がんばりましょう。

 

2017年

7月

15日

日本人に聞く

初級日本語クラスのチャレンジの時間がやってきました。「これは日本語でなんですか」コーナーです。今回のクラスは9名。今回は、10分以内に帰って来るように指示して、自由に聞きに行かせてみました。4名は、留学生課の事務室へ行ったので、追跡することができました。

 

他の5名は?どこへ? どうやら、クラス内の1名の研究室へ駆け込んだようでした。学内の日本人の方は皆親切なので、助かります。今期の学生は自分が聞きたいことばを決めるところで、かなり奇抜なものを選んでいるようでした。

 

中には、日本語ではなかなか同じような表現がないものもありました。「I miss you」「hope you are happy」などなど、、、、日本人の方にはご迷惑をおかけしたと思います。すみません。中には、「 No way」もあったようです。もらった返事は、「うそ!」だったようです。ふむふむ。それもいいですね。

 

毎回毎回、学生の新しい面が見られて、楽しい限りです。

2017年

7月

08日

だんけ。

 銀座のお店(バー、というのか、スナックというのか、私にはよくわかりませんが)で、あね弟子と一緒に演奏する機会を得ました。去年の今頃に1度依頼されたことがある店だそうです。今回は、貸切のお客様たちのために、私たちを読んでくださったそうです。感謝。

 

 先日ネットで購入した、和柄のミニドレスの衣装がお披露目となりました。(依頼演奏なので、演奏している姿をカメラに収めることはできませんでした)2人で約30分間、お客様とお話をまじえながら7−8曲を披露させていただきました。

 

ちょっと心配していた、バースも乱れも、とどこおりなくできました。(後であね弟子に聞いたところ、とりあえず合格点をいただきました。)途中、どうなるか?と思ったところもありましたが、お互いに、アドリブを効かせて、がんばって破綻することなしに終わることができました。よかったよかった。

 

演奏後は、店のママのご厚意で、カウンターに座って、夕食をいただきました。手作りのお惣菜がカウンターいっぱいにひろがってました。赤飯、カツオのタタキ、つけもの、煮卵、きんぴら、どれもこれも美味しかったです。

 

お客様にもよろこんでいただけて、美味しい夕食もごちそうになって、勉強もさせていただいて、本当にありがとうございました。だんけ、だんけ。

2017年

7月

01日

合奏練習

 秋のSPIRITライブに向けて、グループ練習が始まっています。私が参加しているのは、三つ、あいや・三下り・SPIRITです。先日は、あいやの練習日でした。曲のはじまり部分にちょっと工夫をして、唄と唄の間にあるたいこ部分を自作のメロディにかえたりしました。4人で合わせてみましたが、、、、なかなかあいません。ちょとした微妙なリズムが違います。あいやってそのへんが難しいです。個人練習が必要なようです。

 

SPIRITは、昨年のメンバーが再集結。1年弾いていないので、すっかりわすれています。とりあえず、楽譜を見ながら合わせてみます。しっくりいきません。ちょっと個人で練習し、また合わせてみます。あら、なんとか音が落ち着いてきました。昨年しっかりみっちり練習した曲なので、思い出せばみんな大丈夫そうです。

 

三下りは、まだグループ練習ができていません。ちょっと心配ですが、まあ、なんとかなるでしょう。一夏で追い込みます。

2017年

6月

24日

三味線衣装

 三味線演奏時の衣装として、和風の柄のミニドレスを買いました。着物を着て頭を結っての演奏が本来なのでしょうけれども、毎回そのようないでたちになるには結構時間もかかりますし、メンテナンスもたいへんなので、法被を来て演奏することがあります。この衣装は、またそれとは違った雰囲気がだせて、いいんじゃないかな、と思いました。

 あね弟子さんからおしえてもらった店で買いました。あね弟子さんは、もう1人の方と色違いで揃えていて、白のミニドレスと赤のミニドレスだそうです。私は違う色がいいということで、最初は同じ柄の黒のミニドレスにしようと思ったのですが、お二人の意見が、「紫がいいのでは?」ということだったので、柄は違うけれども同じデザインの紫のものを選ぶことにしました。

 届いてみると、、、わりとかわいい。いいかもしれない。これを着て演奏する日が楽しみになりました。

2017年

6月

17日

まってましたの名取

 今年名取になる人がいます。ずっと奥伝の時代が続き、なかなか名取にはなれませんでした。しかし、彼は私たちのお教室にとってなくてはならない人です。ライブのときだって、発表会のときだって、彼の司会で場がなごみます。人を笑顔にする達人です。その彼が今年、名取の仲間入りすることが決まりました。

 

よかったよかった。おめでとう。実は、彼は、私が教えさせていただけることになってからのほぼ初めての生徒さんでもあります。なんと感慨深いことでしょう。どの世界でも同じだと思いますが、三味線も、名取になってからが本当のお稽古の始まりだと思います。これからの彼のがんばりを期待したいと思います。

 

と同時に、私もハチマキを締めなおして、頑張りたいと思います。

2017年

6月

10日

小さな小さな音楽会

 調布市ってすごいです。市民参加型の文化イベントが多いです。今月から来月にかけて、調布音楽祭というのがあって、もちろんプロの方のコンサートやイベントもあるんですが、一般の音楽愛好家の人たちの腕前を発表する場もあり、さまざまな人たちが参加するそうです。数年前に有名な音楽家の方がプロヂューサーになってやっているそうです。

 

 しかし、残念なことに、それらはみんなクラシック音楽なのだそうです。つまり洋楽。弦楽器とか金管楽器とか木管楽器などの演奏だそうです。残念。私は申し込めません。・・・と思ったら、調布音楽祭ではなく、一年を通じてやっている「小さな小さな音楽会」というイベントがあって、3ヶ月に1回らしいのですが、そのイベントだったら和楽器でもOKだそうです。

 

 ほほう。そんなものがあるのか。とりあえず、チャレンジしてみましょう。作文も書きました。一生懸命思い入れを表現しました。通過しました。来年早々に、津軽三味線のグループとして、舞台に立てることになりました。

 

やった〜。これから、みんなでお稽古して、がんばります。

2017年

6月

03日

SPIRITの合奏曲つくるぞ!

秋にお香予定の三味線ライブSPIRIT、その中でいろいろな楽曲をみんなで担当分けして演奏しますが、今回、私がリーダーになって担当する曲は、「あいや」と「三下り」になりました。

 

「三下り」は前回の合奏と同じように、3名が通常のメロディ、一名がアドリブで低音のリズムで合わせる、ということになりました。アドリブ演奏は、前回、姉弟子が担当していたパートで、今回は私が担当することになりました。これは責任重大。教室用CDを聴きながらいろいろな手で合わせるように個人練習です。

 

「あいや」は合計4名で行いますが、2名+2名で合奏したり、4名全員でユニゾンで演奏したり、1名+3名で演奏したりすることにしました。合奏部分のメインメロディではないところは作曲しなくてはいけません。

 

さて、特急で作ったものを先生に聞いていただいたところ、、、、、問題山積なことがわかりました。早速持ち帰って、再検討です。また、たいこ部分も1種類ではなく数種類にしましょう、ということで考えなくてはいけなくなりました。

 

「あいや」グループの1回目の練習会は今月末に予定されています。それまでに、みんなが個人練習できるように、メロディ作ってお知らせしなくてはっ。。。

2017年

5月

27日

マカオの人

 お稽古が終わって、姉弟子とくつろいでいるところに、外国の方がドアをノックされました。流暢、とは言えない日本語で一生懸命話しかけて来ます。お教室のHPをスマートフォンに表示させて、「ここへ来た」と言っています。どうやら、三味線を習いたいようです。しかし、旅行者の方にレッスンするというのは、今までにないことです。

 

どうやら、ここに来る前に、三味線屋さんにいって、三味線も購入したようです。本気のようです。日本語も独学で勉強されたようです。根性入っています。出身を聞くと、マカオの方でした。マカオで三味線を習っているかというとそうではないらしいです。でも三味線買っちゃうという、、なんというか、すごいです。

 

根負けしました。お名前をうかがい、こちらで会主と相談して、お返事をするということにしてかえっていただきました。早速、先生と連絡をとりました。

 

わざわざ日本へ津軽三味線を買いに来て、習いたいという人。どこで津軽三味線を聞いたのでしょうか。そこまでは詳しくお話しできませんでした。でも、津軽三味線への情熱はすごいものでした。

 

ネットの普及により、また、津軽三味線の人気の高まりにより、このようなことがこれからも増えて行くのでしょうか。。。。。。。。嬉しくもあり、若干の動揺もあり、、、

2017年

5月

20日

響さんの勉強会

単身ロンドンに渡り、教室を開いて英国人と日本人をはじめ様々な国籍の方々に津軽三味線をおしえたり、ヨーロッパの様々な場所で演奏活動をがんばっていらっしゃる方がいます。

 

私たち名取会の勉強会の講師として来ていただき、ロンドンでの生活のご苦労やお教室の様子などを伺う貴重な時間が得られました。気さくな方で、わたしたちの不躾な質問にも笑顔でこたえてくださいました。途中で、演奏もしてくださいました。

 

珍しい調弦(二上がりでもなく本調子でもなく三下りでもない)で、シタールのような中央アジアの香りのするオリジナル曲も披露してくださいました。英国にはさまざまな国からの方がいらっしゃるので、いろいろな音楽的刺激もあるそうです。生徒さんが作ってきた「じょんから節」は、じょんからではないものの、オリジナルとしてかんがえれば「それもありかな」と感じられるそうです。

 

勉強会のあとは恒例の食事会です。楽しいお話しはつきませんでした。今後、私たちと一緒に演奏ができる機会を儲けたいですね、というお話も出ました。是非そのような機会を設けましょう!!

2017年

5月

13日

金木大会報告その2

さて、私はB級に出場しました。数えて見たらかれこれ10回目、はぁ〜。なかなか上達しません。っていうか、10代やら20代前半の若い人たちが、あとからあとから駆け抜けて行くのです。。。。。私たちのように、大人になってから一生懸命やっても芽が出ないっていうことでしょうか。。。。。

 

いやいや、そんなことはない。私たちだって私たちなりに上達しているんだから、出場する意味はある、が、結果はなかなか思うようにはならないのです。。。。

 

と、残念な気持ちでいっぱいなのですが、「そう、私は私だから、自分なりに頑張ればいいの」と開き直って弾いた結果、今回は、そんなに緊張することもなく、大コケすることなく無事に弾き終わりました。

 

今年から、上位20名までの点数結果がはりだされるようになったのですが、なんと、その中に含まれていたので、まあ、目標達成、ということにしたいと思います。

これからも地道に、ひたむきに、がんばります。

2017年

5月

06日

金木大会報告その1

今年も金木大会の季節がやってまいりました。懲りもせず今年も参加&応援してきました。

 

大会一日目。シニアの部門。最近は出場はしていなくて駒のお店の出店に専念していた方が、昨年入院していて金木にこられなかったんですが、退院されて元気になられたのを記念して今年はシニアの部門に参加されました。同じお教室の同胞として、応援しましたよ〜。よかったよかった〜。

 

大会一日目は、もう一つ、C級の部門もありました。私たちのお教室からは3名が参加。みんなそれぞれこの日に向けて練習を重ねてきました。大会に出る、出続けるだけでも結構エネルギーがいるので、本当に、みんながんばったと思います。

 

夜は、恒例の宴会です。今年は金木ではなく、ちょっと足を伸ばして五所川原で行いました。11人という少人数でしたが、和気藹々と楽しい宴になりました。翌日出場する人たちの練習もかねて最後は1曲づつ披露しました。

 

さて、明日はどうなったでしょうか。大会報告その2に続く。

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2017年

4月

29日

新しいプロジェクト

 新しいプロジェクトが始まっています。お世話になっている大学の中上級クラスの総合クラスで使用しているテキストを出版に向けて整備していこうというものです。学内で使っている分には、アラがあっても絆創膏をはりつけるかんじでどうにかやりすごすことができるのですが、一般に向けて出すとなるとそうはいきません。

 

細かいところもつめてつめて、きちんとしたものをつくらなくてはいけません。担当している教師が全員が集まって、あーだこーだと議論をしながら、今使っているものの改善をすすめます。今学期中には目鼻をたてなければいけません。通常の授業をやりながら、他の大学での仕事もある中、全員が集まってミーティングをするのはとても大変なのですが、どうにか頑張っていきたいと思います。

 

いいテキストを生み出せるようにがんばりましょう。

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