女性の落語

 町内会で年に2回ほど行われている、落語会に行きました。真打の落語家さんが同じ町内会にいるという幸運で、10年続いている落語会です。その落語家さんは後輩の面倒見がよいらしく、毎回若手の落語家さんを1人つれてきます。前座さんや二つ目さんにとっては人前で演じるよい機会なのだとおもいます。最近は落語がブームになっているので、落語会がたくさんのところであるようですが、それでも前座さんや二つ目さんが力試しをする場所は少ないと思うので、よい勉強になるといいな、と思っています。

 

三味線もおなじで、師匠についれて行ってもらって演奏させてもらえる機会をいただくことはありますが、年に数回です。自分で機会を作ってどんどん世界を広げている兄弟弟子もいますが、私にはちょっとハードルが高く、なかなか難しいなあ、と思っているところです。

 

さて、今日いらした前座さんは、まだ入門して1年という女性の方でした。落語を始める前は、旅行会社でガイドをしていたそうです。だからなのか、とても馬力のあるボリュームのある通る声ではっきりお話されていました。へえ、1年でこんなに声がでるようになるの〜。と関心しきり。お話も面白く、ひきこまれました。これから頑張って精進していってほしいと思いました。

 

私も、お稽古頑張って、いろいろな方々の前でも演奏を披露していきたいと思います。ともに頑張りましょう。